昨今人気のスパイスカレー。お店で楽しむだけではなく、お家で自分で作ってみる機会も増えたのではないでしょうか?スパイスを駆使して作ることができるスパイスカレーですが、せっかく作ってみたけれど「物足りない」「何かが違う」こともあったりしませんか?
スパイスカレーを「美味しくする」ためには?ここでは、その対処法を挙げていきます。
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前回は「とろみが足りない」時の対処法を挙げました。
今回は最終回…
【ケース⑦】「塩味が足りない」時の対処法
市販のルウには塩分が含まれている為、レシピに沿って作ればバランスの取れた美味しい味になります。それに対してスパイスカレーは様々なスパイスを組み合わせて作るので、自分で塩分の調整をしなければなりません。
解決方法としては、スパイスと塩のバランスを調節する事。最初から一気に入れず、少しずつ加えて、その都度味見を繰り返してください。原始的ですがそうする事で自分にとって「これだ!」というラインが見えてくるはずです。
市販のブイヨン、コンソメ、鶏ガラスープの素などを入れて、肉のエキスで味の深みを増すという手もありますし、旨味を引き出したい時は、鰹・昆布・いりこなどの魚介系の出汁を加えるのもおすすめです。
【ケース⑧】「水分が多い」時の対処法
水加減は料理の重要なポイント。スパイスカレー作りでも水が多過ぎると、シャバシャバしてしまいぼやけた味になってしまいます。
水の量は最初ちょっと少なめにしておき、徐々に増やしていくことで入れ過ぎないようにしましょう。後はしっかりと煮込んで、ちょうど良いバランスになるまで水分を飛ばせばOKです。
いかがでしたか?この他に、スパイスカレーが「理想の味にならない」「何かイメージ」と違ってしまう原因としては、「煮込み不足」「具材の加熱不足」なども考えられます。いろいろ研究しながら自分だけの至高のスパイスカレーを編み出してみてください。
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【バックナンバー】
●スパイスの使い方|【物足りない】スパイスカレーを「美味しくする」方法①ー「粉っぽい」時と「酸っぱい」時
●スパイスの使い方|【物足りない】スパイスカレーを「美味しくする」方法②ー「苦い」時と「甘味が足りない」時