昨今人気のスパイスカレー。お店で楽しむだけではなく、お家で自分で作ってみる機会も増えたのではないでしょうか?スパイスを駆使して作ることができるスパイスカレーですが、せっかく作ってみたけれど「物足りない」「何かが違う」こともあったりしませんか?
スパイスカレーを「美味しくする」ためには?ここでは、その対処法を挙げていきます。
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前回は「辛みが足りない」時の対処法を挙げました。
今回は…
【ケース⑥】「とろみが足りない」時の対処法
スパイスカレーのレシピでは、サラッとした仕上がりものも多く、とろみが付かない事もあります。「仕上がりがシャバシャバで物足りない」「とろみが足りない」と感じる方もいらっしゃるでしょう。そんな時は、ちょっとアレンジして試してみてください。
a. 片栗粉を入れる
簡単にとろみを出すならば「片栗粉」を入れるのがお手軽です。そのまま入れるとダマになってしまうので、水で溶いて入れると良いでしょう。全体の水分量を考えて多くなり過ぎないよう注意してください。
b. 乳製品を入れる
調味料的な位置付けで、生クリーム、ヨーグルト、バター、チーズといった乳製品を加える事でもとろみは増しますが、入れるものによって味に変化が出ます。一番おすすめなのがヨーグルト。適度なとろみとマイルドさが加わります。カレーの本場インドでも使われたりします。
c. 具材に野菜を使う
カレーの具材に野菜を入れるととろみが出ます。例えばオクラ、長芋、なめこ、ローストオニオンなどを入れると、水溶性の食物繊維による自然なとろみが生まれますが、同時に水分も出るのでとろみ自体は弱めです。好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
続く
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【バックナンバー】
●スパイスの使い方|【物足りない】スパイスカレーを「美味しくする」方法①ー「粉っぽい」時と「酸っぱい」時