ナツメグ【世界4大スパイスの一つ】

ナツメグ【世界4大スパイスの一つ】

ナツメグはインドネシアが原産とされており、現在ではインドネシアやスリランカが産地になっています。ニクズクという樹木の果実の中にある種子部分のスパイスです。やや甘くスパイシーでエキゾチックな香りが特徴になります。

熱にかけると刺激が少なくなり、甘みが引き立ちます。肉の臭み消し(マスキング)効果があり、ハンバーグなどの挽き肉を用いる料理との相性が絶妙なスパイスと言えます。また、焼き菓子にも香り付けとして、クローブやシナモンと一緒に使うのもおすすめです。


その風味と希少性から、中世ヨーロッパでは人気が沸騰し、黄金よりも価値があるとされた時代もあったようです。

また、ナツメグのあるところにはメースがあります。ナツメグの果実の果肉と種子の間にある仮種皮を天日乾燥させたものがメースです。

ナツメグと同様に、かつてヨーロッパでは最も高価なスパイスとして珍重されていました。ナツメグとあわせて、独占しようと原産地支配をもくろむ国家間の争いにも発展したほどです。メースの香りはナツメグより繊細でやわらかい風味が特徴なので、お菓子やジャムとの相性が抜群です。ナツメグと合わせて使うと、より深みのある味わいが生まれます。

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ナツメグパウダー

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