なかなか一度に沢山の量を使う機会はないスパイス。むしろ、毎回毎回少しずつ使うのもスパイス。だからこそ、保存する環境を整えて長期間使うことを可能に出来るならばとても理想的なアイテムです。
こちらでは、スパイスを保存する際の基本的な方法について説明します。
■「3つの基本」を実践
スパイスを保存する際に気を付けるポイントが「直射日光(光)」「熱(温度)」「湿気(水分)」の3つです。
紫外線はスパイスの酸化を促進させ、香りや風味を劣化させてしまいます。遮光性のある容器を用いたり、直射日光の当たらない場所を選んでください。
スパイスは、調理の際に熱を加えると香りが立ちますが、加え過ぎると香りが損なわれます。スパイスは熱を加え過ぎると風味が損なわれる傾向がありますので、保存する際には高温環境は避けるようにしましょう。
そして、乾燥したスパイスにとって湿気は天敵です。カビの発生リスクが上がったりします。保存は可能な限り風通しの良い涼しい所が良いでしょう。調理する際にも湯気や蒸気が立つ鍋などの上からスパイスの入った容器を直接近づけると、湯気が容器に入る事でスパイスが湿気ってしまう恐れがあります。
■温度変化の少ない場所を選ぶ
スパイスを長期保存するための条件の1つが「温度変化が少ない保管場所」です。なるべく一定の温度をキープできる場所を選んでください。高温多湿になる場所では、虫の発生やカビが生える原因となるので、可能な限り風通しの良い涼しい所がベストです。
■密封した容器がベスト
空気に触れる事も、スパイスの香りや風味を落とす最大の要因です。そのため、保管する際の容器は、蓋付きの密閉できるものがおすすめです。湿気による劣化も防ぐ事ができるので、長期保存には必須と言えます。
==
【参考ブログ】