スパイスをより効果的に使うには、使うタイミングも重要です。
スパイスを上手に使うためには3つのタイミングを意識して使うと良いです。
【その①】下ごしらえに
肉に下味を付ける際に塩や酒などと一緒にスパイスやハーブを使うと、主に食材の臭みを消したり、風味や辛味、色味を付けることが出来ます。肉の下味処理には、スパイスをよく揉みこむように使うと良いでしょう。
【その②】調理中に
にんにくやクミンの香りをオリーブ油に移すテンパリングや、煮込み料理や炊き込み料理にスパイスやハーブを入れることがあります。加熱する過程で徐々に香りの成分が出てくるので、パウダーよりも形状(粒径)が大きなものが適しています。
【その③】仕上げに
温かな炊き込みご飯に木の芽を置くと瞬時に香りが広がり、良い香り・色付けになるように、スパイスやハーブでも、料理を提供する直前にお皿全体に粗挽きの胡椒を振るだけでも香りが立ちます。また見た目の演出にも繋がり、食が進むきっかけにもなります。