スパイスを料理で使う際、注意しなければいけないことと言えば「分量」です。特にスパイスやハーブの入れ過ぎです。せっかくの香りや風味も、過度になれば料理そのものを台無しにしてしまいます。
■適量を使用
スパイスはその意味合いにおいて「適度な刺激をもたらす要素」とあるように、適度な量というものがあると言えましょう。
まずは少量ずつ入れていく事を心掛け、味を確認しながら追加し、適量のラインを見つけていきましょう。スパイスを使った料理のレシピ本などを参考にすれば、失敗しにくくなるはずです。
■ハーブではドライ(乾燥したもの)はフレッシュ(生のもの)よりも少なめに
ハーブでは摘み立ての状態の生のフレッシュハーブと、フレッシュハーブを乾燥させたドライハーブがあります
それぞれの使い方も異なりますが、単純比較した目安の1つとして、ドライハーブを用いる際は、フレッシュハーブの分量の1/3ほどで十分です。これはドライハーブはフレッシュハーブを乾燥させて加工していることによって水分が抜けているためです。
ただし、「タイム」や「ローズマリー」など乾燥させてもかさ/比重があまり変わらないハーブは、ほぼフレッシュの分量と同じでも大きな差異はありません(風味の感じ方は変わります)。