爽やかな香り・風味を持つハーブは、ドリンクにもよく用いられています。特にポピュラーなのがその名の通りのハーブティー。お家で楽しめるハーブを4種類ご紹介します。
※記事で紹介しているハーブは、現時点で「SPICE KINGDOM」商品ラインナップにはございません。予めご了承ください。
①レモングラス
熱帯アジア地方が原産とされるレモンの様なフレッシュな青い香りが特徴である、イネ科の多年草の葉や茎の部分のハーブ。
タイ料理ではお馴染みで、エスニックな雰囲気を楽しめるハーブのひとつですが、葉をそのまま刻んでから煮出してハーブティの材料としても使うことができます。その名の通り、レモンの様な香りを楽しめるハーブティです。
②ジャスミン(マツリカ)
アジアからアフリカが原産とされる、モクセイ科のつる植物の花の部分のハーブ。優雅で甘美な芳香が特徴的です。
ジャスミンといっても種類がたくさんあり、香水など様々なものに使われていますが、「ジャスミン茶/ジャスミンティー」では「マツリカ」という種類をお茶の香り付けとして使ったものです。香り高さが特徴な代表的なフレーバーティのひとつであり、中国茶のひとつにもなりますが、そのルーツは福建省にあるようです。
③ジャーマンカモミール
ハーブティーに用いられるカモミールは、リンゴやパイナップルの様な甘くあたたかい香りが特徴のジャーマンカモミールになります。ヨーロッパやアジアが原産とされるキク科の植物の花の部分のハーブです。
ジャーマンカモミールのハーブティーは、非常に飲みやすい口当たりになるのもまた特徴です。
④ラベンダー
地中海沿岸地方が原産とされる、シソ科の植物の花の部分のハーブであり、鮮やかな紫色と心地良い香りが楽しめるのがラベンダーです。
ラベンダーというと、芳香剤や入浴剤のフレーバーや染め物などの工芸に使われる事が多いイメージですが、ドリンクの色付け・香り付けとしてもポピュラーです。北海道に行って体感された方も多いことでしょう。
ハーブティーの材料としても使う際、ラベンダーのすっきりとした大人っぽい香りは、お茶として飲むとなると好みが分かれるかもしれません。しかし、ローズマリーやミントやレモングラスなどの、ほかのハーブと組み合わせると飲みやすくなる傾向にあります。