【スパイス日本史】室町・安土桃山時代

【スパイス日本史】室町・安土桃山時代

様々なスパイスの中でも、日本人に馴染み深いスパイスの一つが「唐辛子」。日本には室町時代・安土桃山時代である15~16世紀に海を渡って来て伝わったとされています。

有力とされる説3つをご紹介します。

1つめは…

「南蛮渡来船説」

ポルトガル人が種子島に鉄砲を伝えた際(鉄砲伝来)に、同時に唐辛子が持ち込まれたとされる説です。これは1543年、九州での出来事と言われています。

2つめは…

「ポルトガル人宣教師説」

日本にキリスト教を広めた宣教師の1人であるバルタザール・ガゴが、豊後国(現大分県)のキリシタン大名であった大友義鎮(よししげ)に唐辛子の種を献上したという説です。1552年頃の話とされています。

3つめは…

「豊臣秀吉朝鮮出兵説」

16世紀後半の豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に、部下である加藤清正が朝鮮半島から唐辛子を日本に持ち帰ったとされる説です。

どれも、日本史で学ぶ歴史的な出来事になりますが、その経緯に関しては諸説あるとされています。

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